ポスター写真のロケ撮影が行われました

2008年3月10日

2月某日、ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」のポスターに使う写真のイメージ撮影が行われました!ロケーション地は、奈良公園の飛火野。いにしえの帝(みかど)が現代にタイムスリップして飛火野に佇んでいるような、というイメージでシーンづくりがすすめられました。

すでにカメラやライトなどの機材がスタンバイされているところに、衣装に着替えたモデルさんが登場。天平時代をイメージした小物や椅子もちゃんと用意されています。モデルさんの髪、メイクや衣装着替えや準備には2時間ほどかかったそう。日の入りは18時前なので、それまでに撮影テストやスタンバイをしなくてはなりません。それにしても、夕方の飛火野はどんどん気温が下がって、寒いのなんのって!この日は鹿の姿も見えませんでした。撮影って大変なんですね!

撮影風景

(1)結構離れた距離から撮影します

撮影風景

(2)野外なので発電機も使います

撮影風景

(3)助手さんが念入りに明るさをチェック

撮影風景

(4)パソコンに画像データを送ってその場でチェック

撮影風景

(5)寒くてもじっと動かず我慢。
さすがベテランモデルの真山 博さん。一番気を配ったのは「視線」だそう。

撮影風景

(6)いつのまにか周囲にギャラリーが

撮影風景

(7)遠くの空はオレンジ色に。手前左は衣装&ヘアメイク担当の天野さん


飛火野の夕景って、鮮やかなオレンジ色の太陽が沈んで一旦あたりも暗くなり、月も見えるほどなのですが、やがてもういちど雲間から日射がこぼれはじめ、だんだん空が濃い柿色に変わっていきます。

撮影風景

(8)夕陽がかなり落ちてきました。光のラインが伸びて、すごくいい眺めです


(もうそろそろかしら?)と思っていたのですが、まだまだ撮影ははじまりません。実は、これからが夕陽待ちの正念場なんです。

撮影風景

(9)衣装の裾やひだをなおしながら、カメラマンと最終確認に。

撮影風景

(10)いよいよフラッシュも準備完了です。

まだ、明るいように見えますが、このきっかり15分後に・・・・

撮影風景

すっかり陽がおちて、ついに本撮影スタート!私もお邪魔にならないように1ショットだけ撮らせていただきました。なんともいえぬ緊迫感があって、カメラマンの藤本次郎さんにはとうとうお話きけずじまいでした・・・。(ごめんなさい)

さて、この写真を使った、ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」のポスターがどんな風に仕上がるかは、見てのお楽しみ。駅張りポスターや近鉄電車の車内中吊りとなって、近々皆様にお披露目しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ヤドランカさんからメッセージが届きました。

2008年3月10日

ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」テーマソングを制作してくださるヤドランカさんご自身から、メッセージをいただきました。
yadoranka2.jpg

月刊ソトコト3月号「ソトコト環境移動教室」に子どもたちとの絵画教室の模様が掲載


「奈良には、日本の歴史や伝統の奥行きに触れることができる場所として、来日以前から興味と親しみを抱いていました。来日してからも、ライヴや取材で訪れるたびに、世界遺産や歴史遺産そのものだけでなく庭や山や町並みや、そこに住んでいるひとたちに接することで、感動とインスピレーションを与えてくれる場所となりました。
いうまでもなく、楽器の伝播に最も大きな役割を果たしたのはシルクロードです。シルクロードの終着地点でもある奈良の正倉院に宝物として残る四弦琵琶は、インドをへて中国にきてピーパ(中国琵琶)となって、海をこえて雅楽器として日本に紹介されたものと聞きます。私が弾くサズも、西アジアで誕生した古楽器から、長い歴史の旅路の中で変化しながら伝わったもので、琵琶とルーツは同じです。終着地点としての奈良が、この世紀になって、シルクロードの出発地点として世界に開かれていくようなイメージを、施設のロケーションの素晴らしさと一緒にテーマソングに重ねてみるつもりです。
オープニングイベントライヴでも演奏しますので、楽しみにしていてくださいね。」


ヤドランカさんのお名前のJadranは“アドリア”、kaは“子”を意味していて、「アドリア海の子」となるのだそうです。祖国である旧ユーゴは「7つの隣国、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国※」と呼ばれたほど、複雑だけどお互いの違いを意識せずに暮らせる文化に恵まれた豊かな国だったそうです。不思議なことに日本と習慣が似ていたり、浮世絵、俳句、黒澤映画などに親しむ母親の影響から、ヤドランカさんも幼いころから日本に興味を持っていらっしゃったのだとか。
テーマソングやオープニングイベントの情報はまたこのブログでお知らせしますね。

(※7つの隣国:イタリア、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシア、アルバニア/ 6つの共和国:スロベニア、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア/ 5つの民族:スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、マケドニア人、モンテネグロ人/ 4つの言語:スロベニア語、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語/ 3つの宗教:カトリック、東方正教、イスラム教/ 2つの文字:ラテン、キリル)

有名アーティストがテーマソングを手がけます!

2008年2月20日

このプレサイト先行でお知らせするとっておきニュース!
実は、ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」のオリジナルテーマソング制作がすでにはじまっているんです。つくってくださるのは、世界的にご活躍のアーティスト ヤドランカさん。彼女のプロフィールをご紹介しましょう。

yadoranka.jpg ヤドランカ・ストヤコヴィッチ(Jadranka Stojaković)さんは、有名な旧ユーゴスラビアの歌手・作曲家・作詞家、そして画家でもいらっしゃいます。サラエボ冬季オリンピックのテーマソングを手がけられ、レコーディングで来日したときにボスニア内戦で帰国できず、活動を日本に移されたそう。アコースティックギターやエレキギターなどの弦楽器、特にサズ(*)という民族楽器も使われます。「聖母の歌声」で「旅する音楽」を奏でるといわれるとおり、ヨーロッパ各地の民族音楽や現代音楽、邦楽など、ジャジーなもの、ララバイまで、繊細でまるで絵巻のような音楽世界が広がります。また映画「魂萌え!」主題歌をはじめ、ドラマCM、ゲームでも数多く使われているので、耳にしたら「あぁ!」と思う人がいらっしゃるかもしれません。(→オフィシャルページからも視聴できます)

さて先日、ヤドランカさんご本人が、スケジュールの合間を縫って、東京から視察のためにわざわざ来られて、ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」を見学されました。(まだ工事も途中で足場の悪い現場なのに!) マネージメント担当さん曰く、「彼女はどんなときも依頼される内容や使われるシーンを、自分の目で見て、実際に感じて、制作をはじめます。よい作品づくりに集中しますね。」とのこと。今回のように商業施設のために曲を創作されるのは初めてで、「面白い!ぜひやりましょう!」と快く引き受けてくださったそうです。どんな作品になるのか今から楽しみです。テーマソングについてインタビューできたら、またこのブログでお知らせしていくつもりです。

*サズ(Saz)は、2000年の歴史を持つイラン・トルコ・バルカン半島諸国の伝統的な弦楽器。琵琶の原型ともいわれ、日本の三味線とは親戚のようなもの。洋ナシの形をした胴体から長く華奢な棹がのび、その音色は弾き手によって神秘的にも情熱的にも奏でられます。

プロフィール


若宮 詩識

ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」準備室の若宮です。
2008年2月20日~3月19日までの一ヶ月間、オープンまでの様子をお伝えさせていただきました。

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