2008年3月17日
鉄道ファン、ジオラマファンはもちろん、鉄道初心者や旅好きの人にも見逃せないスポットが登場します。その名を「シルクロードの終着駅」といい、ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」の尾田組がプロデュースする“鉄道ジオラマビュッフェ”です。奈良をイメージした西日本最大級のNゲージ鉄道ジオラマと昭和30年~40年代をイメージしたHOゲージ鉄道ジオラマが自慢なんです。

まあ何がスゴイって、とにかく鉄道ジオラマの大きさと、列車やシステムの充実ぶりです。キーワードは、「Nゲージ14線とHOゲージ6線」「自分で操作できる20台の運転席」「時間とともに変化する奈良の景色」。この3つを聞いただけで、腰を浮かした方は相当の鉄道模型ファン!?!電車好きのベテランさんにはたまらないことでしょう。しかも走る列車を見ながら軽いお食事もできるビュッフェ&バー。(ソフトドリンクはお代わりOK、HOゲージのコーナーではアルコールもあります) お一人でも、お子さまとも一緒に楽しめる、このジオラマビュッフェの魅力をたっぷりリポートします!
では詳しいことはやっぱりそのプロに!ということで 「シルクロードの終着駅」の駅長こと、竹岡さんに説明してもらいましょう。
「鉄道模型やジオラマは、今でこそ一般にも認められ人気がでてきましたが、ヨーロッパでは昔から大人の趣味、King of hobbyといわれるほど歴史と伝統があるものなんですよ。海外ではHOゲージのほうが主流ですが、日本はNゲージが普及しています。」

「シルクロードの終着駅」ではNゲージが7ブロック上下線で14線。鉄橋は4箇所、駅も7つあります。電車同士がすれ違ったり、鉄橋で交差する様子があちこちで見られますよ。Nゲージのほうはお子さんにも人気の新幹線も走らせます。またお客さまがご自分の模型をお持ちになって走らせていただくのも大歓迎です。映像も流れますし、ビデオ撮影もできます。」
尾田組では1年半ほど前から企画しはじめ、実際の設計に入るまでに何度もプランを練り直したそう。特にHOゲージのジオラマにはこだわりがあります。

「HOゲージは、3ブロック上下で計6線あります。HOゲージの車輌は、Nゲージより大きくパーツひとつひとつが手づくり。昭和30~40年代に関西で活躍していた車輌、近鉄電車はもちろん阪急や南海の懐かしい車輌を走らせるんです。ジオラマも奈良の町並みを再現して、地元ではなじみのある建物やのどかな田園の雰囲気もつくりました。また、鉄橋の走行音にもこだわってみました。時間帯によって街灯や電車のヘッドライトが点灯するのもぜひご覧いただきたいですね」


団塊の世代にはきっと懐かしい、子どもたちにとっては珍しい鉄道ジオラマ。HOゲージの模型は、車輌番号もちがっていて、よく見ると車内の座席や窓もちゃんとつくりこまれています。

運転台も本物そっくり!
「模型のほかにこの運転台にも特別こだわりがありまして・・・ブレーキハンドルは金型からつくったオリジナルで、見た目以上に重量感があります。お好きな電車を選んで思い思いに走らせたり、駅舎で一時停止させたりする楽しさをぜひ体感してください。」とのこと。
*オープン時間は10~22時まででNゲージ20分500円、HOゲージ30分800円。フード、ドリンクのみオーダー制で、入場料は不要。予約制ではありません。
*ブログ読者のみなさんだけに教えちゃう、奈良の鉄道とジオラマの秘密*
開業後僅か8年で明治末期に廃止された「大仏鉄道」をご存知の方はかなりの通!現在のJR加茂駅と奈良駅を結ぶ全長10kmの鉄道が走っていたそうです。名古屋方面から奈良への観光客のための鉄道でしたが、今では大仏駅跡付近にあるモニュメントが面影を残すのみです。
その後、奈良軌道(後に大軌電車→おなじみの近鉄電車へ)ができ、当時の駅は現在の近鉄奈良駅前ロータリーの場所にあって、次の油阪駅(現在の大宮通とJR線の交差付近)まで路面電車のように走っていたんですって!
知る人ぞ知る、そんなレアなところもジオラマのどこかに再現しているそうなので、ぜひ探してみてくださいね。どうしても見つけられなかったら、「シルクロードの終着駅」の“駅員さん”に聞いてみてください。
* 鉄道模型のゲージとは?
Nゲージは線路幅 (軌道の間隔・軌間)が9mmで縮尺1/148~1/160の鉄道模型規格の総称で日本で一番普及している鉄道模型。小形模型のうち諸外国ではHOゲージ (OOゲージ)縮尺1/87、軌間16.5mmが主流です。


