2008年3月 3日
1月から放送されているドラマ「鹿男あをによし」をご覧になりましたか?(宣伝じゃないです・・・)奈良が舞台のファンタジックコメディー(!?)で、去年の暮れに東大寺や若草山、春日大社などで撮影が行われていたようです。主演の玉木宏さんは、人間の言葉をしゃべる鹿に翻弄される“鹿男”!奈良公園の鹿たちも多数出演中です(笑)。ヒロイン(綾瀬はるかさん)が歴史薀蓄(うんちく)で名所案内しているのも新鮮!地元なので見慣れた通りとか出てくるとうれしくなります。調べてみると、奈良そのものを題材にした作品はもちろん、ロケーション地に使われている映画やドラマがたくさんありました。
大正14年(1925年)制作の無声映画「雄呂血(おろち)」は、ほぼ完全な形で残っている珍しい作品。(残念ながら私は見たことがないです。)ときの大スター 阪東妻三郎さん主演で、東大寺や氷室神社で撮影され、現在でもほとんどのロケ地が当時とあまり変わらずに残っているそうです。あの東大寺の境内で、チャンバラもとい剣劇シーンを撮るなんて驚きです。
巨匠 黒澤明監督の「羅生門」「蜘蛛巣城」は春日山原生林(現在 世界遺産に認定)で、ハリウッド大作「ラストサムライ」は桜の美しい吉野山で撮影。あの「男はつらいよ」の第1作は、ここ奈良が舞台だったのですね。(寅さんが鷺池の浮見堂で記念写真をパチリ!) 平城京跡朱雀門は映画「陰陽師」のシーンで出てきます。また映画監督 河瀬直美さんは奈良市出身。地元を愛し、「萌(もえ)の朱雀(すざく)」からカンヌ国際映画祭グランプリ受賞の「殯(もがり)の森」まで、すべて奈良を舞台に作られています。
奈良育ちの私は古い寺院や町なみを見慣れているせいかもしれませんが、こうして映像作品になるとなんだか新鮮です。たくさんの作品が生み出されてきたのは、きっといつの時代も古都の風情や奈良の自然が魅了するからなのでしょう。機会があれば奈良にゆかりのある映画やドラマをぜひみてください。奈良のよさがもっと感じられて印象も変わるかもしれません。
*鹿男あをによし
http://wwwz.fujitv.co.jp/awoniyoshi/index.html
*奈良にゆかりの映画情報
http://www.bunkajnara.pref.nara.jp/movie/movie.asp
*奈良フィルムコミッション・奈良県サポートセンター
http://yamatoji.pref.nara.jp/fc-nara/


